ビューティー資格ナビ> 色彩検定・カラーコーディネーターガイド> ダサいと言わせない!一生使える色の知識。~配色入門編~
さて、シリーズ第2回目配色入門編です。 前回は色の仕組みを紹介しましたが、実際にそれをどうやって組み合わせるとどんなふうに見えるのか。 今回までは少し固い内容となりますが、一生懸命ご紹介いたします!
是非色彩に興味を持ってもらい、色彩検定・カラーコーディネーターの資格を取ったり 読者の人生に少しでもプラスになっていればとっても嬉しいです。
っと余談はさておき、さっそく本題に入りましょう!
色相には代表的な色相環というものがあります。
誰しも一度は見たことがあると思いますが、実は色々と種類があるのです。
色々と・・・色だけに・・・(すみません)
そして、とっても便利なのです。
アメリカの画家マンセルさんが創案した国際的に通用する色相環。 「赤・黄・緑・青・紫」を主要5色とし、向かい合った色同士を混ぜると灰色になります。
日本色彩研究所によって開発されたカラーシステムです。「色相」と「トーン(色調)」によって体系化されたものです。
補色色相配色
色相環の対になった色同士の配色。ハッキリとしたコントラストが生まれます。 何かを目立たせたいときなどに使用します。 ただし目が痛くなる可能性もありますので注意が必要です。
隣接色相配色
色相環上で隣同士の色を使います。似た色のため安定感がありますが、何かを目立たせたい場合は難しい配色です。
トライアド配色
正三角形となるような色の組み合わせ、それぞれに個性がありつつも安定感がある配色です。
スプリット・コンプリメンタリー配色
Yの字になるような配色です。 近い者同士は安定し、離れている色は目立たせることができます。
トーンは明度と彩度を組み合わせた色で、明るいー暗い・濃いー淡い・強いー弱いなどで分けます。 ビビットトーンや、ブライトトーン、グレイッシュトーンなど様々あります。
ドミナントカラー配色
色相は同一で、トーンは自由に選ぶ配色です。色同士の明度差が小さくなるため統一感が生まれます。
ドミナントトーン配色
同じトーンで色相を変える配色。賑やかさを与えつつも統一感もある配色です。
トーンオントーン配色
色相は同じで、明度の差をつける配色です。こちらも統一感を与える配色です。 色の個性が出やすい特徴があります。
今回ご紹介したのはほんの一部で他にもあります。是非興味を持たれた人は色彩検定やカラーコーディネーターの資格勉強をしてみてはいかがでしょうか。
メインとなるカラーをメインカラー
メインを支えるカラーをサブカラー
目立たせたいカラーをアクセントカラー
と主に3色の配色にし割合を決めることが重要です。
フランスやドイツの国旗のように、ほぼ同じ割合で配色してもよいですが、ファッションでもインテリアでも広告のデザインでもメインのカラーと目立たせたいカラーを分けたほうがオシャレに見えます。
黄金比はメインを70% サブカラー25% アクセントカラー5%。以下の図のように見えます。
いかがでしたでしょうか。配色の知識を覚えることで実際に配色したくなりますよね。ですが、これらの配色はあくまで基礎であってファッションや広告デザインなど作成する媒体によってルール・気を付けることが変わります。
またさらっと記述させていただきましたが、もっと勉強をしたいという方は色彩検定やカラーコーディネーターの資格講座を受けてみてはいかがでしょうか。
さて、次回はついにファッション編。
流行っている服を買ったのになんかダサい・・・。オシャレな服は持っているはずなのにおしゃれじゃない・・・
それはきっと色の使い方が良くないのかも?