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ネイリストとは

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ネイリストとは

ネイリストとは、指先を美しく見せる仕事をしている人たちのこと。
主に爪の整形(ファイリング)や甘皮の手入れ(キューティクルケア)といったネイルケアを施して、爪の健康状態を保ちます。また、その後マニキュアやジェル、スカルプチュア(付け爪)などを用いて、ネイルカラーやネイルアートを施すこともあります。

さまざまな技術を駆使し、お客様の要望に合ったアートを施す必要があるため、根気強さと芸術的なセンスが求められる職業です。さらに、お客様とコミュニケーションを図る機会にも恵まれています。「ありがとう」の言葉を直接聞き、常連のお客様から指名を受けられたとき、この上ないやりがいを感じられることでしょう。

目次
ネイリストの仕事につくには
ネイリストの就職試験
ネイリストの職場
ネイリストのお給料
ネイリストが参加できる大会もある
日本のネイリストのレベルは高い?

ネイルの資格を取った後、ネイリストの仕事をつくには

無資格でもネイルサロンで働くことは可能ですが、全国で働いているネイリストのほとんどは、何かしらの資格を持っています。特にJNECネイリスト技能検定2級を取得していれば、一定の募集条件をクリアすることができます。ただし、幅広くしっかり働くためには1級も取得したほうがよいでしょう。
ネイルの資格について詳しくはこちら >>

ネイルの資格を取得した後、ネイリストになるためのルートは主に4通りあります。どんなネイリストになりたいか将来を考えた上で自分にあったネイルスクールを選びましょう。

スクール直営のお店で働く

ネイルサロンの中には、これまで培ってきた技術の後継者を増やすべく、直営のネイルスクールを開校しているケースがあります。こうしたネイルスクールを卒業しておくと、同じ系列のサロンで優先的に働かせて貰える可能性があります。自分が働きたいサロンにネイルスクールが併設されている場合は、またとない機会ですのでぜひ入学を検討しましょう。

スクールから就職先を紹介してもらう

ネイルスクールには全国の主要なネイルサロンから、たくさんの求人票が集まってきます。さらに、就職サポートに力を入れているスクールもあるので、自分の希望を担当者に伝えて、ぴったりのネイルサロンを紹介してもらえることもあります。詳しくはスクールの就職サポート体制をチェックしてみてください。

自分で求人を見つけて応募する

スクールには無い求人広告や最寄りのネイルサロン、納得できる条件の勤務先を自ら探したいという人もいるでしょう。この場合は、ネイル関連の求人情報サイトや、ネイル雑誌などをチェックしてみてください。

自宅サロンなど、個人でサロンを開業する

時間にとらわれず自由に働きたい場合や、世界にひとつだけのオリジナルサロンを作りたい場合は、個人サロンを開業するという選択肢もあります。マンションの一室や商業施設の一角を借りることも出来ますが、コストがかかりにくい自宅ネイルサロンの開業もおすすめです。ただし、マーケティングの知識や経営スキルが求められ、さらにはホームページ作成などの準備も必要になります。開業サポートを展開しているスクールは、これらを幅広くサポートしています

ネイリストの就職試験

ネイルサロンへの就職試験は、サロンによって異なりますが、次のような試験項目が設定されている場合があります。

技術試験(実施しない場合もあり)

カラーグラデーションやフレンチ、ワンカラーなどが出題されることが多いようです。施術対象はチップであったり自爪であったり、同じ試験の受験者だったりと、さまざまなパターンがあります。仕上がりの見た目はもちろん、表面を触るなどしてサイドの塗り残しや液溜まりなどがないか審査されます。

面接試験

清潔感のあるきちんとした服装を心がけましょう。髪の毛はすっきりとまとめてスーツを着用し、とっておきのネイルをお供に臨みます。利き手でないほうの爪は、特に入念にチェックされることがありますので丁寧に!

よくある質問事項
・どうしてネイリストになりたいのか
・どうしてこのネイルサロンを選んだのか
・人と話すのは好きか/コミュニケーション能力に自信はあるか
・得意なネイルを教えてください
・取得予定の資格はあるか/認定講師になりたいか
・(転職の場合)前のネイルサロンを退職した理由は何か

ネイルにかける情熱やネイリストへの思いを、具体的なエピソードを交えてアピールしてみてください。

サンプルチップの提出

事前に作成を要求されることもありますし、特にアナウンスはない場合もありますが、いずれにせよ用意をしておいたほうがいい、というのがネイル業界の就職活動における通説です。後者の場合は面接試験の最後に「サンプルチップを作ってきました」と申告して提出するのが良いでしょう。

テーマは設けられないことが多いので、得意分野を自由に表現して問題ありません。5本一組でも1本だけでも構いませんが、受験するサロンに合ったテイストで揃えたり、流行のカラーを取り入れられるとなお良いですね。また、当日は必ずケースに入れて持参するのを忘れずに。

どんな人がネイリストになるの?

20代~30代の女性が多い傾向にありますが、最近では40代の女性、さらには男性もネイリストを目指す時代になりました。その背景には、ネイル業界の事情がここ数年で急激に変動していることが上げられます。
成人式やブライダルといった特別なシチュエーションだけでなく、メンズネイルや痛ネイルなど、日常生活に取り入れて楽しめるバリエーションも増えてきました。また、ジェルネイルの登場でセルフネイラーも急増し、プロによるネイルケアがますます欠かせなくなりつつあります。

こうしたニーズの拡大を受けて、新社会人世代や男性など、幅広い人たちがネイリストとして活躍するようになったのです。

自分のライフスタイルに合わせて働き方が選べる!

子育てに忙しい主婦層も、ネイリストを目指して資格取得に励んでいます。ネイルサロンでは働ける時間帯に合わせて勤務形態が選べるので、例えば結婚して子育てに忙しい時はパート、子育てに一段落がついたら正社員として働くなど、目的に応じてさまざまな働き方ができるのです。
こうした点も、ネイリストという仕事が多くの女性に選ばれる要因となっています。

ネイリストの職場

現在最も多くのネイリストが活躍している職場は、各地のネイルサロンです。その規模は大手チェーン店から個人経営店まで幅広く、時には結婚式場などでネイルを施すこともあります。また、芸能人の専属ネイリストとなったり、フリーのネイリストとして活躍している人もいます。
ここではネイリストが活躍できる主要な場と、そこで勤務するための方法について探ってみましょう。

サロンで勤務

各地のネイルサロンにてパートまたは正社員として勤務し、お客様にネイルを施します。最近はカリスマネイリストと呼ばれる有名な技術者も増えてきますので、毎日コツコツと技術を磨き、ヒアリングや施術中のコミュニケーションを通じて、リピーター客を増やす地道な努力が欠かせません。自分に合ったネイルサロンで働くことができれば、ネイリスト同士で切磋琢磨し、連携を取りながらお店を盛り立てることができるでしょう。

ゆくゆくは独立開業を視野に入れている人も、一度ネイルサロンで働くことによって、サロンワークや接客マナーの基礎について学ぶことができます

講師として活躍

ネイル業界に深く携わっていきたい人や、これからの将来を担うネイリストを育てたい人は、指導者としてさらなるスキルアップを図ることができます。サロンワークと掛け持ちしたり、フリーランスとして複数のスクールと契約するなど、働き方もさまざまです。

ネイル講師になるためにはまず、各種団体の認定講師資格を取得する必要があります。この認定試験にチャレンジするためには、サロンでしっかりと実務経験を積んでいることや、一定のネイル資格を取得していることなど、さまざまな条件をクリアしておく必要がありますので、よく確認してから受験に臨むようにしましょう。また、ネイルコンテストでの受賞を経験していると、受講を希望する生徒の数が増えていきます。

自宅で開業

店の利益がダイレクトに収入に影響する個人開業。基本的には通常のネイリストと同様、JNECネイリスト技能検定試験2級以上、ジェルネイル検定初級以上を取得しておきましょう。経営方針が定まったらネイル用品を一式揃え、サロンサイトなどを通じてオープン告知をします。集客にはかなりの力を注ぐ必要がありますので、チラシやインターネット、SNSなどを活用しさまざまなPRを試みてください。

ネイリストのお給料

ネイルサロンの場合

ネイリストの平均収入は、都心部と地方とでおよそ次のように変わってきます。

正社員(月給) パート(時給)
東京都 20~35万円 950円~1500円
地方 14~25万円 750円~1200円

以上のように、全体的な正社員の平均月給は20万円前後になるようです。フリーのネイリストとして働いた場合も、基本的には同等のようですが、こちらの場合は指名数に応じて仕事量が増えるので、その分の給料アップが見込めます。

またネイルサロンの場合は、役職に応じて給金が変わります。例えば店長として店を任された場合、30~40万円程度まで給与を引き上げることが可能です。高収入を狙っている人は、技術力の向上とともに指名率を上げ、店長を目指して頑張りましょう。

ネイル講師の場合

ネイル講師の場合、正社員の基本給は25~30万円、パートなら時給1500円~3500円程度と言われています。このままですと都内のネイリストと大差ないように見えますが、コンテストでの受賞歴がある場合や、検定試験に合格している場合は、資格手当や歩合が付くことがあります。認定資格を取得した後も油断せず、積極的にチャレンジすることで給料アップへの道が開けてくるのです。

自宅サロンの場合

毎月決まった収入が得られる雇われネイリストに対し、サロン開業の場合は顧客数に応じて収入が大幅に変わってきます。子育ての傍ら、副業としてのんびり運営しているなら5~10万円、毎月300人程度の集客ができていれば45万円以上の利益が見込めると言われています。もちろん、経営の仕方によってはさらに収入を得られる可能性があり、努力次第でどんどん稼ぐことができる働き方です。

ネイリストが参加できる大会もある

ネイリストとして働き、充分な修行を積んでいれば、世界を舞台に堂々と戦うことができるのです。ここでは、全日本または世界一のネイリストの座を狙って、実力を試すことができる主要なコンテストの一例をご紹介します。

ネイルエキスポ(NPO法人日本ネイリスト協会主催)

  • 世界ネイリスト選手権
    国内外のコンテスト(プロフェッショナル部門、フリー部門)において、3位以内の入賞経験があるネイリストが競い合う、世界最高峰の選手権です。
  • 全日本ネイリスト選手権
    次世代ネイリストの育成と地域ネイル業界の活性化を目的に、全国で行われる大会です。各地区大会の優勝者は、地区代表選手として本大会に出場することができ、最優秀者は日本一のネイリストとして讃えられます。

アジアネイルフェスティバル(NPO法人日本ネイリスト協会主催)

  • アジアカップ
    国内外のコンテスト(プロ部門、フリー部門)において5 位以内の入賞経験があるネイリストが、互いの技術を競い合います。
  • 全日本ネイリスト選手権
    西日本最大級のネイルコンペティションです。国内外からネイリストが集結し、日本一のネイリストの座を求めて戦います。

グローバルネイルカップ(オデッセイネイルシステムズ主催)

10年前より韓国で開催されている、新しいネイルコンペティションです。世界各国から大勢のコンペティターが参加し、毎年盛大な盛り上がりを見せています。特にチームでコスチュームを着て、作業を分担しながら作品を仕上げる「チームリレー」の競技中は、会場全体がダンスクラブのような熱気に包まれます。

カナダネイルカップ

カナダの主要都市で年に3回開催される、世界的なネイルのコンテストです。7部門に分かれて審査が行われ、限られた時間内でのデザインセンスや即興性などが評価されます。海外のネイルコンテストの代表格として、これまでも数多くの日本人が参加し、複数の部門で優勝を果たしてきました。

ネイルアートデザインコンペティション(NPO法人インターナショナルネイルアソシエーション主催)

誰でも参加・審査できるネイルアートのデザインコンペです。規定のテーマをもとに作品を作り、爪に装着した際のデザイン性、テクニック、仕上がりの完成度などを審査します。既成概念を打ち破る独創的なアイデアが評価されます。

日本のネイリストのレベルは高い?

今、日本のネイリストの技術は海外諸国から注目を浴びています。ネイルコンペティションの国際大会では日本からの出場者が次々と上位入賞を果たし、最近では日本のネイル技術を学ぼうと、諸外国から訪ねて来る人も後を絶ちません。繊細にして緻密な伝統工芸品をいくつも生み出してきた日本人は、爪の先という小さなキャンバスに、細かいアートを施すことも得意だったというわけですね。

もちろん、日本のネイリストの持ち味は細かい技だけにとどまりません。丁寧な仕上がりや複雑なデザイン、「おもてなし」の精神の行き届いた接客も人々の心を捉えています。さらに、施術に使用するネイル器具の質の良さも、日本のネイル技術の発展を影から支えているのです。

日本でしっかりとした技術を身につければ、海外での活躍も夢ではありません。あなたも日本のネイリストの魅力を世界へ発信してみませんか?

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