美容 資格 > 心理カウンセラー > カウンセラーに国家資格がないのはなぜか
カウンセラーに国家資格がないのはなぜか
日本において、カウンセラーの資格は「財団法人日本心理士資格認定協会」による「認定」という位置づけになっています。なぜなら、カウンセラーの資格は国家資格として認められていないから。資格法による免許制の確立を望む声はたくさん挙がっているのですが、現段階では、国家資格として認められる予定はありません。
カウンセラーに国家資格がないのはなぜか。その一番大きな要因として、保健医療分野において、臨床心理業務と医療行為との関係の調整がついていないことが挙げられます。1990年に当時の厚生省で発足した「臨床心理技術者業務資格制度検討会」が2001年に出した「臨床心理技術者の資格のあり方に関する研究」の研究報告書では、保健医療分野におけるカウンセラーの国家資格化の必要性を認めた上で、臨床心理業務の一部は医療行為とされると解釈しています。しかし、医療法においては、カウンセラーは医師として認められていません。つまり、カウンセラーの資格を国家資格として認める行為は法律違反になる、というわけです。
だからといって、カウンセラーの地位までが認められていないわけではありません。むしろ、専門知識と技術を駆使して、人々の精神面をサポートする存在として、年々、カウンセラーが活躍する場面が増えています。第一線で活躍する彼らは、口をそろえてこう言います。「国家資格がなくても、財団法人などの団体が設置した資格の取得は必要だと思います。世の中では『資格を持っていないカウンセラーは信用に欠ける』という認識が浸透していますから」と。一日も早く、カウンセラーが国家資格となれば、現在カウンセラーとして働く人たちや、これからカウンセラーになるべく資格を取ろうとしている人たちの技術はさらに向上されるでしょう。世の中においてカウンセラーのニーズが増えているのは明らかなのです。今は国家資格がなくても、将来性が非常に高い、と言えるのではないでしょうか。













