ビューティー資格ナビ> 色彩検定・カラーコーディネーターガイド> ダサいと言わせない!一生使える色の知識。~ファッション編~
さて、シリーズ第3回目ファッション編です。
前回までは堅苦しい感じの基礎知識でしたが、
今回は実践編!ファッションでの配色についてです。
可愛いアイテムがあるとつい買ってしまい、気づいたら上も下も似たような色。 毎日同じような色の組み合わせ(配色)になってしまうことありませんか? そんなアナタに必見な配色のポイントをご紹介します!
前回お伝えした配色の黄金比でも3色で割合を決めていましたね。配色は、多すぎると目がチカチカしてしまったり、どの色を目立たせたいのかなど、気をつけなければいけない点が多くなります。たくさんの色を使うことは上級者向けです。 基本的には3色、小物があって4色ぐらいにまとめるのが間違いがなく見栄えの良いコーデになりやすいです。 以下の図は配色ルールを完全に無視しましたが、なんとなく形になっていますよね。
メインとなる色を決め、それに合わせサブカラー、アクセントカラーを決めて考えるパターンです。 以下の図のような感じになります。全体的にまとまりがありつつも、メリハリがつきます。
例えばワンピースなどは上下つながっているのでそれがメインカラーとなります。 そこにベルトや靴といった小物でサブカラー・アクセントカラーを入れてあげると全体的に引き締まります。
サンドイッチのように挟むコーデです。 以下のようにトップスと靴を同じにし、ボトムを違う色にすることで挟まれた感じになります。 上手く色が分かれ簡単にきれいな配色ができます。
前回ご紹介した色相環の反対色を使ってのコーデです。 あるいは、色味のある有彩色と、白・黒といった無彩色を合わせるコーデです。 それぞれの色がとても際立って見えます。有彩色と無彩色を掛け合わせると有彩色がとっても目立つので 色の心理効果を使ってTPOに合わせたカラーを着ると良いでしょう。
同じ色調で合せることによって統一感を出すコーデです。 パステルカラーで統一したり、ビビットトーンで合せたり、ダークトーンなどで合せたりすると それぞれの個性がでて表現の幅広がります。
ただし、トーンだけで合わせると真黒さんだったり、紺色マンになりかねませんので、 どこかにアクセントカラーを入れるとよいでしょう。
冬になるとアウターが欠かせなくなってくるため、どうしても1色多くなりがちです。 その場合はインナーに無彩色を入れるとオシャレ度は上がってきます。
柄ものはすでにカラフルですしデザイン的にも複雑です。 その場合は柄ものをアクセントカラーとし、 周りのアイテムはシンプルなものにすると柄の良さが引き立ちオシャレなコーデになります。
配色するだけでなく、心理的作用を利用することが肝心です
第一回でもご紹介しましたが、色にはそれぞれイメージというものがあります。
赤は刺激的で元気なイメージがある一方、暑苦しかったり攻撃的なイメージもあります。
青はさわやかで清楚なイメージがある一方、寒そうだったり冷たいイメージを持たれてしまう場合もあります。
シチュエーションに合わせた色選びをするとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。 色で考えてみるとまたファッションも面白くなるのではないでしょうか!! 次回はインテリアについてです。是非ぜひお楽しみに!