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ファッション業界とは

人々にとっての衣服とは、単に身体を守るだけに留まらず、今や自己表現の手段となりつつあります。ファッション業界は、こうした人々の求める商品を作り出し、実際に購入してもらうまでの流れから成り立っています。
例えば、アパレル商品をデザインし、生産するまでの工程を『企画/生産部門』が担当しています。また、出来上がった服を『販売促進部門』が購買意欲につなげ、最後に『仕入れ・販売部門』が消費者に売り渡していくのです。このように、ファッション業界ではさまざまな人々が、それぞれ異なる役割を担って活躍しています。

ファッション業界のさまざまな職種

企画/生産 ~大ヒット商品はここから生まれる~

デザイナー

ブランドコンセプトを基準に、アパレル商品のデザインを行います。業界の花形と思われがちですが、実際はデザイン画だけでなく縫製仕様書も作成しなければなりませんし、素材選びやコスト交渉、パタンナーへの指示も担当しています。デザイン力やセンスも大切ですが、トレンドやターゲット層に合わせた企画力も不可欠です。
前線で活躍するためには、服作りを基礎から学んでおく必要がありますので、洋裁技術検定だけでなく、パターンメーキング技能検定も取得していると即戦力として起用されやすいようです。また、デザイン画を作成する上では色彩能力検定なども役立つでしょう。

洋裁技術検定(主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会 )
衣服を製作するために必要な洋裁の知識と技術を認定する検定で、ファッション業界における技術者たちがこぞって受験しています。全国各地で年2回開催され、合格率は80%と易しめです。階級は初級~上級の3段階に分かれていて、全ての級で学科試験・実技試験が課されます。

パタンナー

デザイナーが作成したデザイン画をもとに、服を作るための型紙を作成します。デザイン画からイメージを汲み取り、想像力を働かせる仕事ですので、デザイナーと並んで非常に重要な存在です。
パタンナーとして就職する前に、パターンメーキング技術検定資格を取得しているとかなり有利になります。さらに、コンピューターを使って作成することもあるため、CAD利用技術者検定も取得しておいた方が良いでしょう。この他にも、デザイナーの意図を理解する上で必要な洋裁技術検定や和裁技術検定、ファッションビジネス検定も役立ちます。衣服によってパターンの起こし方は変わりますので、資格は持っておくに越したことはありません。

パターンメーキング技術検定(主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会 )
デザイン画をもとに、実際に布を裁断するための型紙(パターン)を起こす技術を審査します。3~1級に分かれており、3・2級では理論および製図の筆記試験があります。合格するとボディを使用した実技試験に進むことができ、フラットパターンメーキングまたはドレーピングのいずれかを選択することになります。

テキスタイルデザイナー

テキスタイル(別名:ファブリック)と呼ばれる、布地・織物のデザインを行うスタッフです。アパレルブランドの中には独自のテキスタイルのみで商品開発を行っている企業もあり、この部門もブランディングの上でかなり重要な位置づけとされています。デザインする範囲は生地の素地まで及びますので、配色のセンスだけでなく織や染に関する知識も必要です。テキスタイルアドバイザー資格や色彩能力検定などを取得していると、就職活動が有利に運ぶでしょう。

生産管理、在庫管理

生産工場の管理者として、ボタンやファスナーなどの資材調達を行い、生産プロセス全体を管理する仕事です。できる限り時間やコストを抑え、販売計画にもとづいて作業の指示を出していきます。時には売れ筋アイテムを増産したり、リニューアル商品の管理を行うこともあります。
現在は海外の工場で生産していることも多く、語学力がキーになってくる場合も。多くの人々をまとめ上げる力、問題に対して冷静に対処できる力が必要です。

販売促進 ~トレンドを作り出すのはこの人たち!~

プレス

ファッション業界において、広報担当スタッフを表す独自の呼び方です。ファッション業界では雑誌から情報を発信する事例が多いので、この名前がつきました。ブランドのイメージ戦略を図り、マスコミ対応や写真撮影、タイアップ企画などを遂行します。競合ブランドについて分析したり、ファッションの動向を探る必要があるので、他社と良好な人間関係を築き、幅広い人脈を得られる人が向いています。
おすすめは、ファッション業界に精通するためにファッションビジネス能力検定を取得することです。その他、自分のファッションスキルを磨くために、ファッション販売能力検定も取っておくと安心ですね。

ファッションビジネス能力検定(主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会 )
ファッションの販売のみならず、企画・流通・生産に関わる幅広い専門知識を証明できます。アパレル全般の営業力・企画力を認定するので、業界内では主流資格のひとつとして重要視されています。3~1級の3段階に分かれており、3・2級ではファッションビジネスや造形的な知識が、1級では流通戦略やマネジメントに関する知識が問われます。

スタイリスト

テレビや雑誌、広告など、さまざまな媒体に出演するタレント・モデルに対し、適切なアパレル用品をコーディネートします。プレスから必要な衣装・小物をリースしたら、それらをモデルへ飾りつけていきます。
まずはアシスタントとして業界に入り、その後一人前のスタイリストとしてデビューするケースが多いようです。ファッションビジネス能力検定やパターンメーキング技術検定も役に立ちますが、服飾系の団体から生まれた色彩能力検定の取得もおすすめです。決められたシーンや目的に合わせて、色の組み合わせを工夫することができます。

色彩能力検定(主催:公益社団法人 色彩検定協会)
色に関する幅広い知識を問う検定で、3~1級に分かれています。1級は他の級に比べて難易度が上がりますが、取得していれば必ず役に立つことでしょう。文部科学省が後援・推進していることもあり、一般的に広く認知されているため、アパレル業界に限らず取得しておいて損のない資格です。

仕入れ ~お店の商品を決定する重要なポジション~

マーチャンダイザー(MD)

店頭に並べる商品の仕入れ計画を行う仕事です。在庫状況や販売予算を念頭に置いた上で、価格設定はいくらにするか、数量はどのくらいにするかなどを、商品別に管理します。会社の利益に大きく関わる仕事なので、人気が高い反面責任も重大です。必要とあらば市場調査に赴き、あるいは売上分析をするなどして、少しでも利益向上につながるように計画を練ります。
商品の開発生産から販売までの一連の流れに関わることになりますので、一般的にはアパレルメーカーや百貨店に就職し、他の職種で経験を積んだ後に任命されるケースが多いようです。将来的にマーチャンダイザーとしての活躍を狙うのであれば、色彩能力検定やファッション販売能力検定に加えて、英語能力などもあると商品の売り込みに役立てられます

ファッション販売能力検定(主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会 )
アパレルメーカーや小売店舗における、接客技術や販売力、ショップ運営の知識などを測る検定試験です。主に売上を管理するための能力を測定し、ファッション業界内においては知名度の高い資格です。3級・2級は販売スタッフ向け、1級は店舗マネージャー向けとなっていますが、最低でも2級までは持っておきたいところです。

バイヤー

マーチャンダイザーが立てた商品構成、及びブランドの基本コンセプトに従い、仕入れる商品を選んだり、仕入れ価格の交渉を行う役職です。事前に売上を見込み、それに合わせて販売金額を設定したり、買い付けを行う能力が求められますので、こちらも企業にとっては重要なポジションです。はじめは販売員として活躍し、売れ筋や客層を分析しながら、スキルアップを図るルートが多いようです。
トレンドを先取りする目と同時に、商品の良し悪しを見極め、それらをどうやって売り込んでいくか判断する力も必要になりますので、ファッションビジネス能力検定を通して、ブランドに対する知識・デザインの理解を深めておきましょう

販売 ~ブランドの顔として、お客様をコーディネイト!~

ビジュアルマーチャンダイザー(VMD)

ブランドコンセプトを考慮しながら、売場づくりを行う仕事です。生産数や在庫数をもとに、売れ筋商品の見せ方を工夫し、魅力的なディスプレイを完成させます。アパレル業界においては視覚的なイメージが非常に重要ですから、人々の心を打つ店舗演出が切実に求められます。
ブランドのイメージを的確に理解するには、それなりの年月が必要なので、原則としてはアパレル店員としての販売経験を持つ人が担当します。ファッションビジネス能力検定や色彩系の検定に加え、ファッション販売能力検定を持っていると就職に有利となります。

ショップスタッフ、ショップマネージャー

バイヤーが仕入れた商品を小売店で販売したり、ショップ運営をするポジションです。ファッション業界の中では最も需要が高く、お客様のファッションスタイルを提案しながら販売に結びつけることが仕事になります。主たる接客業務に加え、商品の検品や在庫管理なども担当します。ショップマネージャーや店長といった役職の場合はこれに加えて、店舗の販売計画を立てるなど、運営に関する全責任を負うことになります。
エンドユーザーに最も近い存在であるだけに、ファッションセンスやコミュニケーション能力が必要になります。この職種からビジュアルマーチャンダイザーやバイヤーへの転職も可能ですが、そのためにはやはり資格を持っていた方が有利です。キャリアアップを考えている人は、まずはファッション販売能力検定の2級取得を目標にしてみましょう。

改善 ~全体の流れを確認、アドバイスする~

ファッションコーディネーター

ファッション業界全体に精通し、各スタッフへ指示を出す専門家です。販売店に勤務する場合は、効果的なディスプレイや仕入れ商品のアドバイスを行います。対してメーカーの企画部門に所属する場合は、商品企画やブランディング、イベントや販促戦略について助言することになります。よくスタイリストと混同されがちですが、全く別の職種なのでご注意を!
展示会や他店の調査などを通じて、最新のファッションについて分析し、コミュニケーション能力をもって店舗の雰囲気をまとめ上げます。総合的な力が求められますので、ファッションビジネス能力検定などで幅広い知識を身につけましょう。

ファッションの資格を取得するには?

就職する前に、有利な資格をあらかじめ取得しておきたい人は、スクールや専門学校で基礎知識を学びながら、資格を取得するのがおすすめです。スクールや専門学校に通うと、次のようなメリットがあります。

  • 「服飾専門学校卒業あるいは在籍中であること」という採用条件をクリアすることができ、就職の幅が広がる
  • 第一線で活躍する講師と師弟関係を結び、業界の『つて』を得ることができる
  • 業界特有の専門用語を先取りでき、現場デビューした後も上達が早い
  • 学校によっては現場研修の機会も用意されているので、より実践的な練習を積むことができる

就職サポートや試験対策講座などを出来る限り活用しながら、夢実現への最短コースを目指しましょう。

ファッションの資格データ

ファッションビジネス能力検定試験詳細
ファッション販売能力検定詳細
パターンメーキング技術検定詳細

経験次第で、自社ブランドの売上にもっと貢献できる!

ファッション業界は、ショップスタッフとして入社した後も、店長やバイヤー、ビジュアルマーチャンダイザーなど、さまざまな職種に転職するチャンスに恵まれています。キャリアアップを図れるかどうかは、資格を取得しているか否かで全く違ってきます。
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